人って何か心配事があるとふさぎ込んでしまい、自分の殻に閉じこもってしまいます。
そんな時って不思議と何かトラブルに巻き込まれたり、体調が崩れたりする経験はありませんか?
実は心と体って、繋がってるんですね。
笑うと、自然に眉間が開きます。これってとても大切なんです。
眉間が綺麗である程度の広さのある人は、良い運がはいってくる人。
逆に、眉間にしわを寄せている人は運気が滞りちです。
ふさぎ込んでいて自分の殻に閉じこもり運勢が落ちる、という話で思い出す映画があります。
それは「イエスマン“YES”は人生のパスワード」です。ジムキャリー主演の2008年に公開。
主人公のカール・アレンはアメリカの銀行に勤務する中年男。
彼は妻と別れてからの3年間、塞ぎ込んだ生活。
面倒なことや厄介なことはなるべく避けて生活していました。
基本的に「ノー」という。=NOMan(ノーマン)
表情は暗く、いつも眉間にしわを寄せています。
全くさえない、ツキのない人生を送っていました。
友人の飲み会の誘いなんかももちろん「ノー」。いつも自宅でテレビや借りてきたDVDばかり見て過ごしています。
銀行での仕事の融資はもちろん「ノー」と却下します。
仕事で届くメールもすべて破棄。
面倒な上司の誘いなんかもすぐに断ります。
親友の婚約パーティもすっぽかして家でDVDをみる始末です。
そんな彼がひょんなことから自己啓発系のちょっと怪しいセミナーに参加します。
このセミナーの主催者から「この会場から出た瞬間から、どんなことがあっても“イエス”というと誓いなさい。
もし誓いを破れば物事は悪い方へ進む」というような半脅しのような感じで誓わされます。
半ば開き直った感じですべてのことに「イエス」というという誓いを守るようになります。=YESMan(イエスマン)
最初は疑心暗鬼でしたが「イエス」と答えたことがきっかけで写真好きのミステリアスで可愛い女性アリソンに出会います。
彼女はカールの積極的でユーモアのある人柄にほれ込みます。
帰りにはなんとキスのプレゼントされます。
そんなこんなで「イエス」ということもそう悪くないということを実感し始めます。
翌日からさらにこの好転は続きます。
さすがに無理というお願いに「イエス」をいうことを止めたとたん悪いことが起きます。
映画なのでこの辺はちょっと面白く描かれます。
とにかく、肯定的な言葉、表情になってから運勢が好転していきます。アリソンとも良い感じになります。
そんな風にトントン拍子に「イエス」とうまくいくのでがあって今度は「ノー」ということが出来なくなっていきます。
ついに問題が起きてしまいます。
それは「YES」と言い続けた弊害でアリソンと喧嘩別れになってしまいます。
カールは運命の相手と感じているアリソンと仲直りするために葛藤します。
なんだかんだで遂に、セミナーの誓いも関係なく相手に嫌われることを恐れずに正直に伝えてアリソンと仲直りできます。
面白いコメディー映画とおもっていたら何とこの映画2005年にイギリス人のダニー・ウォレスが自身の経験をもとに執筆した実話なんです。
ダニー自身も普段やらないようなことに「YES」と答えたことで運命が好転したそうです。
ただ地球の反対側まで旅行に行く羽目になったこともあるらしいです。
この経験も体験談として使えそうですね。
何でもかんでも「イエス」と言うまではいかなくても、
1週間のうちに1つでも普段「ノー」ということを「イエス」にしてみたり、
挑戦したい資格の勉強をしてみたり
当たり前だと思うことに感謝してみたり
物事を肯定的に捉えましょう。
長い人生です。
物事を肯定的に捉えることが難しい時もあるかと思います。
正直、笑えないこともあるでしょう。
それでもこの世に生まれてきた以上、私もあなたも生きていかなければいけないのです。
運命学の観点から言いますと、人生バイオリズムは上がるときもあるし、下がるときもあります。
上がりっぱなしの人はいませんし、下がりっぱなしの人もいません。
ようするにその辛い時期をどうやって乗り越えるかです。
運気が下がっているときはこの言葉たちを思い出してください。
「雨が降ったら傘をさす」
「笑う門には福来る」
「日はまた昇る」
自然界で例えるなら太陽の光が良く当たる場所は、自然と花たちが集まります。
反対に光の当たらない暗い場所は花は育ちません。
陽気さと笑いが、人の緊張を緩め心に休養を与えてくれます。
このような心は家庭を明るくし、自分自身の憂鬱を吹き飛ばすために必要なのです。
誰しも、人を憎んだり腹をたてたり、心配事があると頭や胃などに不快感が起こる経験をしたことがあるでしょう。
これが一番の特効薬ですね