こんにちは。
原田ばいこうです。
突然ですが、レンタルビデオ店で「DVDを借りる」そんな経験は皆さんあるでしょうか?
私は現在41歳で世間でいうアラフォーです。
ビデオを借りて見ていたことが懐かしく思えます。ビデオが店頭からなくなり、DVDに変わってからも借りてみることはよくしていましたね。
ところが、今ではDVDはサブスクのネット配信のものに切り替えました。
皆さんはどうでしょうか。
まだまだ日本ではビデオがDVD変わっただけで、ゲオやTUTAYAなどで大きなレンタルスぺースを占めていますね。
ここ何年かで月額制の動画配信サービスが増え、市場争いが激しくなってきてます。
店舗に行かずとも、スマホ・タブレット・パソコンで気軽に映画やドラマなどを楽しめ昔に比べると格安でしかもたくさんの作品を家で鑑賞できるまでなりました。これは消費者からするととても良いことですよね。
普段から利用する私にとっても本当にありがたいサービスです。
小さいお子さんがいらっしゃるご家庭なんかもアニメがたくさん選べるネット配信型のサービスはとても便利なんじゃないかな、と思います。
何気なく利用しているサービスですが、
ここに至るまでには技術革新はもちろん熾烈な争いがあったようです。
それは「ネットフリックス 世界征服の野望」というドキュメンタリー映画で知りました。
ネットフリックスはとても小さな会社でした。
1997年、スコッツバレーにて設立。
その時代まだまだレンタルビデオを借りて見る時代、
幅を利かせていたのはブロックバスターという大手企業です。
世界に9000以上の店舗を構える超大型企業、
広い店舗に豊富な作品が所狭しと並びます。
そんな中、ネットフリックスは時代の先駆けであるDVDのレンタルを始めました。
店舗を持たず、ネットで注文を受けて事務所より配送するという新しいシステムを取り入れます。
反対意見も相当にあったらしいですね。
DVDになったことでコンパクトになり、配送が簡単になることでこのようなやり方は成功します。
配送のコストってとても大事ですね。
それでも注文が殺到したことによりサーバーがパンクするなどの問題があり、システム改善の必要がでてきます。
何台もパソコンを買いなおし対応していたみたいですがきりがありません。その間にもどんどん注文がはいります。
そこで入金のやり取りを少しでも減らすことでサーバーの負担を軽くしようと、サブスクリプション(月額制)を思いつきます。
今、私たちが当たり前に使用している月額制です。
このサブスクリプションがユーザーにとっても便利なシステムだったんですね。
その後も革新的な経営で順調に会員数を増やしていきます。
さらに時代は動画配信の方へどんどん移行し、とうとうブロックバスターは2004年をピークに現在は1店舗になったらしいです。
その反対で新しいものを取り入れてきたネットフリックスは今ではオリジナルドラマを製作するまで成長しました。
そのドラマにかける製作費用は映画製作会社を凌ぐほどらしいです。信じられません。
いかに世の中の流が早く、それに対応できない企業は衰退していく。
一つの技術革新やアイディアがここまで世の中を変えるとは。
自分たちが何気なく利用しているサービスや物の歴史を知ることが、未来を予測する鍵になります。
そして、今は物や情報があふれている時代に突入していると思います。
信頼できる情報を見つけ、取捨選択する時代です。
自分の将来の方向性を真剣に考えながら、常に起動修正しながら生きていく。
占いは本質的な部分です。
そこに方向性を見出すのはあなた次第です。
ばいこう