観相学

人の人相を観ることを観相学と言います。人の相貌を見てその人の心を占います。

皆さんは人相や手相で運勢が分かることを信じますか?

私は信じている一人です。

信じているといってもその占い結果によって自分の運命が縛られるようなことにはなってはいけないと思います。

私たちが信じなければいけないのは占い結果ではなく、その元になっている“心”をいかに持つかと言うことなのです。

“心”を明るくもてば運命が明るくなり、人相も明るくなる。

“心”が暗くなれば運命も暗くなり、人相も暗くなる。

この簡単そうな原理だと思われますが、人の“心”というものは常に変化しています。

笑っているときには恵比寿(えびす)の相、怒っているときには地獄の相になります。笑ったり、怒ったりしている中にもその人でなければならない特色のある性格があるわけです。

その性格というのは一時的な感情をぬきにしてある思いの習慣性が“心”の奥底にながれていて、それが人相や手相として象徴にあらわれているのです。

ですから、自分の運命を良くすることは簡単じゃないかと思われるかもしれませんが、実はこの日頃の“心”の習慣性を変えるということは実際とても努力のいることなのです。

世の中、開運法といわれるものはたくさんあり、そういうものも利用したうえで自己修養で良い“心”の習慣をもつということは大切なことだと思います。

江戸時代に観相学の大家といわれる水野南北がいました。この方は自分にでていた死相を自らの努力によって運命を変えたのです。

詳しくは、水野南北の著書で現代訳されたものが現在販売【南北相法修身録】〔東洋書院〕していますのできになるかたはぜひ!!

ばいこう