数年前から岡本太郎さんの本を愛読しています。
太陽の塔で有名な芸術家です。
岡本太郎さんは中途半端にごまかさない分、厳しくでもそこに人間味があります。
本気で人生を生きた方だから。地でやってる人の言う事は迫力が違う。
出版も、当時、本当の事に切り込む人が他にいなかったから止むに止まれず書いたと書いてありました。
芸術家がジャーナリズムなことをすると時間がとられる上に、全てを敵にまわすことになるのに。
岡本太郎さんは
『人生即芸術』
『芸術即人生』
を伝えたかったと思う。
芸術というのは絵を描くことでもなく、歌を歌うことでもなく、
人が生きる上でもっと人間らしく生きること、これが芸術ということ。
決められた価値観で学校に行き、
良いと言われる企業に就職し、
家庭を持ち子どもに夢を託す。
そして、気づいたら老いる。
分際を考えて謙虚で生きる人が偉い。分際を考えて消極的に生きようねって。でもこれは傲慢で不遜なこと。と書いてある。
偉くならなくて良い。立派な肩書きが無くて良い。
全力でぶつかれ。その生き姿が芸術だと。
私の四柱推命の命式で同じ並びがあり、
そんなきっかけで気になってふいに『自分の中に毒を持て』を買ってみたのですが、まぁ最初は全部、読めなかった。
今、数回読んでようやくこれは私に必要な心の着火剤だと気付いて、
岡本太郎さんもこんなに深い闇の部分を書けるなんて、おそらく物凄く考える人だったんだと思う。
でも、おすすめはしません。
人それぞれ、合う本は違うからね。
でも、次世代の人たちの為に
万人に絶対必要なのは安岡正篤先生の本。
今必要なことは
正しいことを判断する力(人はどう生きるか)
と
実行力(正しいことを行う勇気)
と
保持する(忍耐力)
と
後世に伝える(教育)
です。
戦争を経験したことのない世代に突入します。
再び悪夢が繰り返されないためにも、まずは自分から。
真剣に日本の、世界の、子どもたちが生きる未来を憂うなら、正しい考えができるような本を読んで勉強はやめない。
byメグミ